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バージョン管理

概要

研究で作成・使用する多様なファイルやデータの管理方法としてバージョン管理の概念を理解し実践しましょう。

バージョン管理とは

バージョン管理とは、必要に応じて前の版を参照したり、内容を戻したりするためにファイルやデータの変更履歴を管理することです。

ご法度

バージョン管理においてやってはいけないことは、ファイルやデータの上書きと削除です。昨今のパソコンのディスク容量は十分に大きいので、ファイルやデータを削除する必要性はほとんどありません。

基本的なやり方

  1. 関連するファイルやデータは「フォルダ」に格納する
  2. フォルダ名を日付や版番号にする
    • 例)20221205、第1版、Ver1
  3. 作成したファイルやデータを変更する場合は、フォルダを丸ごと複製する
  4. コピーしたフォルダ名を変更する
    • 例)20221212、第2版、Ver2

バージョン管理されたフォルダ構成例

C:
└ OneDrive
    └ アカウント名
        ├ ...
        ├ 10_プレゼンテーション
        |   ├ 着手発表会
        |   |    ├ Ver1
        |   |    |   ├ 各種ファイル
        |   |    |   ├ ・・・
        |   |    └ Ver2
        |   |         ├ 各種ファイル
        |   |         ├ ・・・
        |   └ 中間発表会
        |        ├ ・・・
        ├ ...
        └ 11_論文執筆
            ├ Ver1
            |   ├ 各種ファイル
            |   ├ ・・・
            └ Ver2
                ├ 各種ファイル
                ├ ・・・

バージョン管理の頻度

  • Q: どれくらいの頻度でバージョン管理(フォルダの複製)を行えばよいのですか?
  • A: 指導教員から添削やフィードバックが入った場合は必須と考えてください。それ以外の場合は自分で「この部分を変更するが後で元に戻したくなるかも」という考えが頭をよぎったときにやっておくと安全です。